温野菜
野菜、たかが野菜とよく言われますが、レストランにしめる野菜のウエイトは大きく、それだけに気をつかっております。
ここ数年、山梨、長野、北海道、そして熊本と生産者(農家)の顔がわかる食材と勝手に位置づけ、1品1品の料理に使っている食材の数が増えてまいり、ご来店のお客様にご好評をいただけるようになりました。
今回は、その中から「こだわり温野菜」に使っている野菜を紹介します。
ブロッコリー
野菜の中でもビタミンCがNo.1
そのCが血管を丈夫に
緑黄色野菜の中でもビタミン、ミネラルを豊富に含み、栄養価が抜群です。中でも注目すべきがビタミンCで、100g中120mgも含まれています。ブロッコリーのビタミンCは熱に強いのが特徴で、茹でても生の5割が残ります。野菜の中でビタミンCがNo.1の野菜と知り、びっくりしました。
また、以下の効用もあると言われています。
・コレステロール中性脂肪を減らし、酸化を抑制する。
・貧血予防の鉄分、血液を固まりにくくする。
・カルシウムが多く含まれ、骨を強くする。
・抗酸化物質はガンの発生を抑制してくれる。
いいことずくめのブロッコリーです。
カボチャ
栄養価の高い健康野菜で動脈硬化も防止
ビタミン、ミネラルを豊富に含み、体内でビタミンAに変換するベータカロチンもたっぷり含んでいます。また、各種の抗酸化物質が動脈硬化やガンのもとになる活性酸素を除去してくれます。カボチャに含まれるビタミンCは熱に強く、血圧を下げる効果があり、むくみにも効くようです。
参考:
今、日本のカボチャには3種類。さてどれが西洋カボチャ、日本カボチャ、ペポカボチャ・・・?の三品種。
でも多く出回っているのは西洋カボチャの改良種とのこと。
ではなぜ『南瓜』カボチャ・・・?
南方から渡来して来た瓜の意味で、カンボジアからもたらされたことからなまって「かぼちゃ」になったとも言われています。
オクラ
2000年前からエジプトで栽培されていた
オクラにはビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が多く含まれています。
ネバネバが血糖値の上昇を抑えてくれる
ネバネバの正体は主に水溶性食物繊維のペクチンと植物性糖タンパク質のムチレージ。
ペクチンには血糖値の上昇を抑制したり、便通をよくする作用があり、ムチレージには脂肪や悪玉コレステロールの吸収を減らす効果をもっているといわれています。
『これからはやっぱり野菜の時代』
全国どこへでも出向き、 美味しい野菜との出会いを広め、使っていきたいと思います。
美味しい野菜に出会えた時は、またホームページでもご紹介いたします。