第239回 「ボジョレーヌーヴォー2024.11.21(木)解禁!」
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「スタッフおすすめ情報」。
今回は11月21日木曜日に解禁される「ボジョレー ヌーヴォー」をご紹介したいと思います。
「ボジョレー」とは
ボジョレーヌーヴォーの「ボジョレー」は地名の事。フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部、美食の町リヨンからは北部に広がる地区がボジョレーです。なだらかな丘陵地帯でその名は、「美しい高台」を意味する「ボージュBeaujeu」に由来しているそうです。花崗岩質、石灰粘土層の土壌で、黒ぶどう「ガメ種」との相性が非常によい土地です。ボジョレーの赤ワインやロゼワインはガメ種からつくられています。
「ボジョレーヌーヴォー」と「ボジョレー」
ボジョレー地区で夏に収穫したぶどうを、その年のうちに仕立てた新酒。それがボジョレー ヌーヴォーです。もともと、ぶどうの収穫に感謝し、祝うとともに、その年のぶどうの作柄を確かめるためにつくられたとも言われているそうで、フレッシュでいきいきとしたおいしさが魅力です。またボジョレーはヌーヴォーよりも長い発酵期間をとり、半年ほど熟成させてから翌年の春以降に出荷されているそうです。
ジョルジュ・デュブッフ氏
ジョルジュ・デュブッフ社の創業者であり、ボジョレーヌーヴォーを世界に広めた第一人者!「神の鼻」を持つと言われていて、ボジョレーヌーヴォーを世界的ブランドにした功績から「ボジョレーの帝王」と呼ばれています。
解禁日の秘密
ボジョレーヌーヴォーが世界で注目を集めはじめた頃、ワインの売り手たちは、儲けようとより早く出荷しようと競いはじめました。その結果、質の悪いワインも出回ってしまい、せっかく世界に認められたボジョレーの評判を落としかねないほどでした。そこでフランス政府は1967年、ワインの品質を下げないために解禁日を11月15日に定め、解禁されるまでは販売も飲むことも禁じました。しばらくは11月15日としていたのですが、フランスは安息日に働かないお国柄(笑)。この日が土日や祝日になると運送がストップして出荷ができなくなってしまうこともあり、1985年にフランス政府は安息日に重ならないように配慮し再び解禁日を「11月の第3木曜日午前0時」と定めました。日付変更線の関係上、日本では本国フランスよりも早く解禁日を迎え、ボジョレーヌーヴォーを飲むことが出来ます。
B&Mでご用意するボジョレー ヌーヴォーは・・・
ジョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヌーヴォー 2024
「赤」「ライトボディ」
果実や花の香りがあふれ、軽やかでフルーティな味わい。そんなボジョレー ヌーヴォーならではの魅力が詰まった1本です。感謝の花言葉を持つ、ひなげし、バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザインされたラベルは、テーブルを華やかにします。※池上店ではボジョレーヌーボーは販売致しません
また、池上店と蒲田店では日本固有のぶどう品種を使用した新酒を11月3日(日)から数量限定でご用意致します
サントリーフロムファーム
日本の新酒 甲州 2024
すだちやかぼすなどの和柑橘を思わせる爽やかな香りが広がり、気分が華やぎ、旬の魚介類に合うようなうまみがしっかりと感じられる味わいを目指します。
サントリーフロムファーム
日本の新酒 マスカット・ベリーA 2024
華やかな香りが広がり、ぶどうを頬張ったようなフルーティさ、根菜やきのこ類と合うようなしっかりとした厚み・複雑さを感じられる味わいを目指します。
このワインは山梨県産日本固有品種ぶどうを100%使用しています。つくり手自ら畑に出向き、ぶどうの状態を見ながら収穫時期を見定め、また収穫したばかりのフレッシュでみずみずしいおいしさを最大限に活かせるように醸造方法を工夫し、秋冬の旬の食材と相性のよい味わいを目指してつくられました。
ボジョレーは気取らずに、気軽に飲めるワイン。ワイワイとおしゃべりをしながら飲むのが一番です。
ぜひ、今年の味をB&M自慢のステーキやハンバーグ、アピタイザーと共にお楽しみください。
※各店で用意するボジョレーヌーボーには数に限りがあります、完売の場合はご了承ください
※掲載画像はサントリー様のホームページより拝借致しました
※ボトルデザインは変更する場合があります