ステーキハウスB&MやB&M151A、そしてB&M Delicatessenのさまざまな情報をお届けしている「スタッフおすすめ情報」。
今回は(一社)日本フードサービス協会と(一社)日本惣菜協会共催の下、(一社)日本ジビエ振興協会とJA長野中央会の全面協力等により開催された「長野県産地見学・商談交流会」に参加した際の事を皆さまにご報告したいと思います。
B&Mスタッフが参加している「産地見学・商談交流会」というのは、B&Mが加盟している(一社)日本フードサービス協会や(一社)日本惣菜協会が主に開催している会のことです。
日本各地を訪問し、その土地の都道府県職員の方々や農業法人の方々、生産者や企業の皆様のご協力のもと、生産や栽培、工場での製造の様子を見学させて頂いたり、お話を伺わさせていただき、そして行く行くはお取引につなげていこうというものです。
長野県といえばさまざまな農作物(レタスやキャベツ、トマト他)が有名ですが、近年は新たな食材としてジビエが着目されています。今回は平成29年7月中旬頃に長野県を訪問し、肉の処理施設をはじめ様々な圃場の見学、そしてジビエ料理を試食させて頂きました。
ホームページ | http://www.fujimikogen-farm-nagano.jp/ |
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平成25年に地元の猟友会員の有志が共同した信州富士見高原ファーム様は、これまで狩猟や有害鳥獣駆除で捕獲され、有効に活用されていなかったシカやイノシシを重要な地域資源、付加価値食材として注目し安全・安心でおいしい富士見産ジビエとして商品化されました。今回見学させて頂いたのは鹿肉処理施設及びジビエカー(移動式解体処理車)で、この施設は長野県が定めた「信州ジビエ衛生管理ガイドライン・衛生マニュアル」に従い安全・安心なシカ肉の処理・加工を行う「信州産シカ肉認証処理施設」として認証されています。 |
管内は標高差と清涼な気候の気象条件の下で大根やパセリ、ブロッコリー、ハーブ、トマト、セルリー(セロリ)など年間約70品目の農作物を生産しているそうで、中でもセルリー(セロリ)は夏場に出回る生産・出荷量は日本一の規模になるそうです。 |
住所 | 〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科中央高原 |
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Tel & Fax | 0266-67-4250 |
ホームページ | http://www.auberge-espoir.com/ |
オープン以来、地産地消と長野県のジビエ料理の普及に尽力、そして(一社)日本ジビエ振興協会理事長でもある藤木徳彦氏がオーナーシェフとして腕を振るう「オーベルジュエスポワール」にてジビエ料理の提案、そして試食をさせて頂きました。 |
他にもさまざまな施設を見学させて頂きました
そしてこの出会いをきっかけに期間限定メニューが出来ました
ステーキハウスB&M蒲田店があるグランデュオ蒲田のレストラン街に於いて2017年7月26日から8月29日までの期間に「夏の信州フェア」と題して各レストランが様々な信州産の食材をお客様に提供していました。B&Mでは鹿肉を使用してのメニューを検討していたところ今回の産地見学・商談交流会で富士見高原ファーム様を知ることができ、少量ではありますが取引をさせて頂きメニューを開発いたしました。すでに提供は終了してしまいましたが、期間中はお客様より「美味しかった」という声も頂くことができ、まだまだ普及されていないジビエ料理ではありますが、今後のキーアイテムに成りえる食材だと実感しました。 |
今回のおすすめ情報はいかがでしたでしょうか?本来であればご紹介いただいた全ての食材を使ってみたいのですが、そこはなかなか……。でもB&Mはこれからも食材を通して力になっていきたいと考えております。
今回参加されました、(一社)日本ジビエ振興協会とJA長野中央会の皆様や企業の皆様、(一社)日本フードサービス協会と(一社)日本惣菜協会関係者の皆様、本当にありがとうございます。