みなさん、こんにちは。
平成25年7月上旬、B&Mスタッフは「公益社団法人 日本農業法人協会」と「うつくしまふくしま農業法人協会」、「一般社団法人 日本惣菜協会」そしてB&Mが加盟している「一般社団法人 日本フードサービス協会(以下JFとします)」の共同開催による「福島県産地見学交流会」に参加しました。
今回のおすすめ情報は、その時の様子をご紹介したいと思います。
B&Mスタッフが参加している「産地見学交流会」というのは、B&Mが加盟しているJFが主に開催している会のことです。
日本各地を訪問し、その土地の都道府県職員の方々や農業法人の方々、生産者や企業の皆様のご協力のもと、生産や栽培、工場での製造の様子を見学させて頂いたり、お話を伺わさせていただき、そして行く行くはお取引につなげていこうというものです。
東日本大震災の発生から約2年が経過しましたが、東北各地の復興はまだまだの状況です。
特に福島県は原発事故の影響等で農畜産物の出荷に大きな被害が出て、現在においてもしっかりと検査を行い国が出荷停止を指示した物は出荷しないようにしておりますが、それでも検査を行い安心安全であると認定された食材にも風評被害の影響がでている状況です。
その状況の中で、私たち外食産業に携わる者が出来ることの一つに挙げられるのは「その土地の食材を使い、お客様に提供する」ことだと思います。まずはどのような食材があるのか、そしてその食材はB&Mで取扱いできるかなどを実際に目で見てきました。
今回は日帰りのスケジュールではありましたが、トマトやキノコ、ニンジンなどの栽培の様子を見学させていただき、夕方からは生産者や企業の方々との商談会、そしてその土地の食材を使った料理を試食させていただきました。
ところで、みなさんが一番気になるのは「大丈夫なの?」ということではないでしょうか。
前述していますが農畜産物はしっかりと検査を行い、安心安全であると認定した食材のみ出荷しているそうで、やはりこういう状況の中だからこそ、こういう検査はしっかりと行わなければならないと言っておられました。
今回の訪問では原発事故により避難区域に設定され、昨年8月にようやく警戒区域が解除された場所にあるトマト生産農場を訪問させていただきました。
生産途中にも関わらず勧告により、そのままの状態で避難された時の状況を伺い、その後手つかずの状態のままの農場を見学させていただきました。
B&Mでは現在、今回ご紹介頂いた食材の中からB&Mのメニューに使用させていただけそうなものを検討しております。
決まりましたらみなさんにもご紹介させていただきますので、ご来店の際はぜひご賞味ください。